先生が悩むSNSと学級経営【番外編】〜大人も子どもも、共に学ぼう〜
どうも、僕です。
以前、SNSについて下記の記事を書きました。
先生が悩むSNSと学級経営① 〜高校生のスマホ所持率は何%?〜 - 新卒NPO職員のつぶやき。
先生が悩むSNSと学級経営② 〜140字で理解できることなんて、ちっぽけなわけで〜 - 新卒NPO職員のつぶやき。
なんと、ありがたいことに仕事でお世話になっている神谷先生が書いておられるメルマガで、②の内容をご紹介いただきました!
嬉しい!
【koara先生の学級
今日は番外編として、SNSについての続きを書こうと思います。
▼「小さなケガ」を受容し、そこからいかに学ぶか。
メルマガ内で神谷先生は教員という視点から、
LINEについて下記のように書かれています。
先生方は悩んでいます。理由は2つ。高校生のコミュニケーションの仕方が変わってきていることに対応できない。LINEがよく分からず、わからないものに対する恐怖なんだと思います。
またその対応についてが下記です。
スマホの使い方が目に余るからといって、その利用を禁止するのは、確かにその瞬間の解決策としては効果があります。でも子どももいつかはスマホ、そしてインターネットを使う必要がでてきます。使いながら、小さいケガをしながら学んでいくしかないのかもしれません。
本当にそう思います。
長期的な目で見て、何が本質化を見極める必要があり、悩みながら進めるしかないんだろうなーと僕も思います。
▼イノベーションが続く限り、未知のものは生まれ続ける。
イノベーション、つまり「変革」ということですが、
LINEなどのSNSもコミュニケーションに対して変革を起こしています。
「イノベーション」という文言は文科省などの資料の中にも出てくるように、きっと今後も必要とされるものでしょう。
イノベーションが必要とされ、起こり続ける限りとは、
つまり新しいモノや価値を生み出され続けるということです。
ということは、SNSなどのコミュニケーションツールもきっと今後も発展し続けることが予想されます。
誰かにそのリテラシーを教えてほしい気もしますが、それが難しい。
習うためには教えてくれる人が必要なわけですが、誰も正解を知らないのです。
一方で佐賀県武雄市のようにICT教育を積極的にやり始めた学校も出てきています。
タブレット端末やPC、電子教材が国数理英社の授業中や授業外へどんどん入り込む未来がすぐそこまで来ています。
昨日もちょうどそういうお話を伺ったところです。
▼大人も子どもも、一緒に学ぼう。
SNS等のツール等はまさに「習うより慣れよ」ではないでしょうか。
先生も不安で、
そして悩んでいたり、傷ついている子どもが一定数いるのは紛れも無い事実です。
使い方やリテラシーの正解を知っている人がいないのが現状です。
だからこそ「小さなケガ」を受容しながら、
大人も子どもも一緒に共に学んでいくこと。
そうやって「大ケガ」を防ぐこと。
そしてその環境づくりが大切なんだなと改めて思います。
▼課題解決に向けて、情報や意見をください。
学校、そして多くの先生はSNSによって、本当に悩んでいます。
とある先生には「Twitterって無くならないんですかね…」とまで言われました。
こんなことを偉そうに書いておきながら、僕自身も「じゃあ具体策は?」と聞かれると困ってしまうのが率直なところです。
そして、まだまだ潜在的な課題は眠っている気がします。
まずはそれを明らかにすることが大事です。
なので、ぜひ情報や意見をお持ちの方がいたら、教えてください。
コメントでも、個別メッセージでも何でも構いません。
もしかしたら色んな先生や学校教育者が繋がるだけで、
解決に前進する可能性だってあります。
そうやって、これが起点になり少しでも課題解決に近づくのであれば、嬉しい限りです。