氷水はかぶってないけど寄付してみた。
どうも、僕です。
先週くらいから氷水をかぶる動画がFacebook上で多く見るようになりました。
これは「ALS Ice Bucket Challenge」といって、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気への支援の一環です。
【ALSとアイスバケツチャレンジについてはコチラへ】
難病ALS支援に有名人が行っているアイスバケツチャレンジとは - NAVER まとめ
日本人で有名人で既にチャレンジした人はサッカーの香川真司選手や、ももクロ、孫正義氏、ロンブー田村淳さんなどなど。
自分の身近な人も氷水をかぶっており、マジで広まっているんだなと感じていました。
実際に日本ALS協会には5日間で400万円近く寄付金が集まったらしく、
これは昨年1年間の寄付総額に近い金額だそうな。すごいね。
▼特に指名されてないけど、寄付をしてみた。
そんな中、僕は「氷水をかぶって!」と特に指名されるわけでもなく、
だけど思うところがあって寄付をしてみました。
しかし寄付先はALS日本協会ではなく、
今、災害で大変なことになっている広島市にしました。
今回は、なぜ僕が寄付をしようと思ったか、
そこから感じたことを書いていこうと思います。
▼氷水かぶる番が回ってこなかったら支援はしないのか?
このキャンペーンがSNSを中心に広まる中、
「仮に無名な自分にも指名が回ってくるとしたら何ヶ月後なのだろうか?あ、そもそも自分には回ってこないか!笑」
という何ともマヌケなことをぼけっと僕は考えていました。
だけど、ふと思ったのです。
「このまま指名が回ってこなかったら、自分はALSへの支援を形にはしないのか?」
それは違う。何かが間違ってる。
社会課題に気づいたのであれば、
そしてそれが可能なのであれば指名なんて待たずに支援を形にすればいいじゃないか。
自分にふと投げかけた素朴な疑問から、そんなことに気づいたのです。
指名や順番を待って支援を形にする。
逆に指名が来なければ形にしない。
これは違うのではないかと。
そしてそこに無意識にハマってしまいそうだった自分が少し怖くなりました。
▼寄付先は広島市に。
そんなこんなで何かしらの形で支援しよう!と思い立ったわけですが、
寄付先はあれこれ考えた結果、結局ALSでなく広島市にしました。
もちろんALSも大変なのはわかってる上で広島市にした理由は大きく下記の2点です。
・広島が災害で大変なのは自明であること。
・広島には自分の知人や、学生時代お世話になった人などもおり、
まずは身近なところへ寄付しようと思ったこと。
そんなわけで少額ですが、本日義援金として寄付させていただきました。
▼アイスバケツチャレンジは良いキャンペーンだと思う。
今回の一連の出来事は僕にいくつかのことを気づかせてくれました。
支援という社会参画の扉はいつでも目の前にあること。
そして、誰でもその存在に気づけること、またその難しさ。
最後に、自分からそのドアノブに手をかけることで体現する大切さ。
今回のアイスバケツチャンレンジを機に、
指名されてなくたってALSやそれ以外の団体へ支援した人って案外いるんじゃないのかな。
これを機会に、ALSじゃなくても身近な社会課題に対して自分にできることを考え、
支援や参画する人が増えたとするのであれば、
また、まずは身近な社会課題って何だろう?と考えた人が生まれたというだけでも価値はあると思います。
なので、このキャンペーンは一部で批判されてもいるけど、やはり素晴らしいものなんじゃないかなと思うわけです。
というわけで、自身もNPOという「寄付」と密接な組織にいるからこそ、改めて色々感じた出来事でした。
ではまた。