新卒NPO職員のつぶやき。

学生時代に某塾からの内定を辞退し、教育系NPOに新卒入社。早4年目。日々駆け抜ける中での気づきを綴ります。

先生が悩むSNSと学級経営① 〜高校生のスマホ所持率は何%?〜

この1、2年で増えた先生のSNSによる悩み

仕事柄、高校の先生と話す機会が多いのですが、
この1,2年でSNSに関する悩みを聞く機会が圧倒的に増えました。

話題に挙がるアプリとしてはTwitterかLINEが多く、
ほぼ間違いなくクラス内の人間関係にまつわるものです。

高校生のスマホ所持率は全国で82.2%(2014年4月現在、リクルート進学総研調べ)で、
2011年の5.5倍となっています。
(詳しくはこちら http://souken.shingakunet.com/research/2014_smartphonesns.pdf

また1日4時間以上使用している高校生は7人に1人と、これも2011年から年々増加し続けています。
スマホの普及に比例してSNSの利用率が上がり、その結果変化しているものがどうやらあるようです。



圧倒的な利用率を誇る「LINE」

この調査を見て分かるのは、
各種ある「SNS系アプリ」の中でも圧倒的に使用率が高いのは先述したTwitter(62.2%)とLINE(43.0%)だということです。
(ちなみに次いで使用率の高いアプリはFacebookですが、
使用率は8.8%で上位2種のアプリに比べて大きく差があります。
Facebookは高校卒業後に使用率が高まるというデータがあると聞いたこともあります。)

またLINEは「LINE camera」など連携アプリも多く、「無料通話アプリ」の部門では圧倒的な使用率を誇ります。



ブラックボックスツールが学級経営を悩ましている

子役・はるかぜちゃんが明かしたことで話題になった「LINEいじめ」ですが、
外から見たら完全にブラックボックスなLINEというツールの特徴がかなり影響しているのではと思います。

Twitterは先生も確認しようと思えば何とかできるかもしれませんが、
LINEはそうはいきません。

その辺が先生方を更に悩ませているポイントでないかと思います。


と、今回は一旦ここまで。
次回に続きます。